一昨日の夜、
久々にゆっくりと湯船に浸かっていたら、どこからか にぃぃーにぃぃー とちいさいものの鳴き声が。
気のせいかと耳をそばだてると、断続的に聞こえてくる。
半月ほど前に、自宅から一キロほど離れた幹線道路の脇で、
一匹でぴょこぴょこと歩いていた黒い仔猫を思い出す。
まさか、同じ仔猫ではあるまいが、
伴侶に話すと、十日ほど前に家の前で、逃げていく黒い仔猫を見たと。
窓の外をうかがったり、懐中電灯で照らしてみたものの、姿は確認できず。
でも、しばらく風呂場から離れた部屋で片付け物をしていると、外から にぃぃー 。
伴侶に声をかけ、窓際の位置を譲ろうとすると、ぴたりと声が止まる。
次の日も、 まだ声は聞こえる。
自宅と裏のお宅との、家の幅の間でで移動しつつ鳴き続けているようで、
どこかに挟まって動けないわけではなさそう。
屋根に登って降りられない、とか??
それとも、もしかして、ウチか、裏のお宅で飼えという自己主張なのかッ!?w
玄関を出ても鳴き止まない。
近いところにいる感じなのになぁ。
車で出かける用事だったので、車に近づいたら鳴き止んだ。
う・・・下にもぐっているとか、勘弁して欲しい・・・。
覗き込んでも、車高が低すぎてよく見えない(伴侶号です!/苦笑)
覗き込まないようにして、でも車の下からは見えるように、紐を揺らせ続けても釣果はなし。
用心を重ねて、エンジンをかけて様子見。
しばらくして、そろりそろりと車を動かすと、車の下から ぴゃーーーっと飛び出す黒い仔猫が!
あーーぶーーなかったぁぁぁ。
進行方向と逆に逃げてくれて良かった・・・。
千円札二枚で包み足りそうな大きさの仔猫。
外に、一匹でいて、衰弱してなさそうということは、ミルクの済んだ月齢ってことだよなぁ。
伴侶に話してみようか、
と思った矢先、ぱったりと鳴き声が聞こえなくなってしまいました。
庇護される見込みがないと、去ってしまったならいいのだけれど、
すぐ先は道路だし、今日はネットでカラスに襲われてた仔猫を保護した記事を読んだもので。
うう、元気だといいなぁ。
「どこかで保護されて家猫になったから姿を見ない」未来なら、喜んで祈る。